ジャージャー麺はもともと中国語由来の言葉で,漢字では炸酱面(炸醬麵)と書き,中国語の発音は[zhà jiàng miàn]です。「炸」は炒めるという意味で,中国語で[zhà]と発音しますが,ハングルの表記では[짜]が原音に近い発音です。
ある調査によると,韓国人のほぼ90%が짜장면と書き,中華料理屋のメニューにもほとんどが짜장면と書かれているのに,「韓国語の外来語表記法上はㄲ,ㄸ,ㅃ,ㅆ,ㅉの5つの濃音は,使えない」という規定により,「国立国語院」は正しい表記は자장면だと規制してきました。ですから新聞,テレビなどの報道機関では자장면と表記してきました。
ところが,いまから1年半ほど前の2011年8月31日にこの規制が解かれ,はれて짜장면が標準語の位置を勝ち取ったのです。いまでは자장면,짜장면どちらも正しいことになっていますが,やはり짜장면と書いた方が,あの「こってり感」を表していると思いませんか。
さて짜장면といえば思い浮かぶ動詞は비비다ですね。
でも,似たような動詞に섞다があります。どう違うのでしょうか。
비비다は「2つのものを混ぜる」ことです。混ぜ合わせるものは,すでに傍らに存在します。ビビンバや,カレーを思い浮かべてください。
〔○〕짜장명을 비벼서 먹다.
〔×〕짜장명을 섞어서 먹다.
섞다は「2つ以上のものを混ぜる」ことです。あるものに,別のあるものを「あとから」入れて混ぜ合わせると考えるといいでしょう。コーヒーにミルクをを思い浮かべてください。
〔○〕커피에 우유를 넣어서 섞다.
〔×〕커피에 우유를 넣어서 비비다.
花粉症の季節です。눈을 비비다ともいいますね。비비다には「手でこする」という意味もあります。
ある調査によると,韓国人のほぼ90%が짜장면と書き,中華料理屋のメニューにもほとんどが짜장면と書かれているのに,「韓国語の外来語表記法上はㄲ,ㄸ,ㅃ,ㅆ,ㅉの5つの濃音は,使えない」という規定により,「国立国語院」は正しい表記は자장면だと規制してきました。ですから新聞,テレビなどの報道機関では자장면と表記してきました。
ところが,いまから1年半ほど前の2011年8月31日にこの規制が解かれ,はれて짜장면が標準語の位置を勝ち取ったのです。いまでは자장면,짜장면どちらも正しいことになっていますが,やはり짜장면と書いた方が,あの「こってり感」を表していると思いませんか。
さて짜장면といえば思い浮かぶ動詞は비비다ですね。
でも,似たような動詞に섞다があります。どう違うのでしょうか。
비비다は「2つのものを混ぜる」ことです。混ぜ合わせるものは,すでに傍らに存在します。ビビンバや,カレーを思い浮かべてください。
〔○〕짜장명을 비벼서 먹다.
〔×〕짜장명을 섞어서 먹다.
섞다は「2つ以上のものを混ぜる」ことです。あるものに,別のあるものを「あとから」入れて混ぜ合わせると考えるといいでしょう。コーヒーにミルクをを思い浮かべてください。
〔○〕커피에 우유를 넣어서 섞다.
〔×〕커피에 우유를 넣어서 비비다.
花粉症の季節です。눈을 비비다ともいいますね。비비다には「手でこする」という意味もあります。